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琉球アダン編み協会(琉球パナマ帽子)

環太平洋の島々にはアダンや椰子などを用いて様々なものを作る文化があり
勉強すればするほど些細な違いよりも共通点の多さを知ることになります
カゴや屋根 帽子やカヌーの帆etcetc
遠く離れた島同士でも
その技術や情報はすべて海を通じて伝えあってきたことを知りました
わたしはアダン編みのウィーバーとしてまた海の民として
何千キロも離れた島同士が海でつながっていることを
帽子編みを通して学びました
4年に一度 オリンピックの年に環太平洋の島々の人が集まる
FESTPACという祭りがあります
その祭りには環太平洋の島々から伝統航海技術を用いて
たくさんのカヌーが集まります
わたしはそこに飾られたマウロアというカヌーのセイルを編むのを数年手伝い
ウィーバーとしてお祭りに参加しました
それらの経験から学んだことは島々は海で隔たれているのではなく
海でつながっている とうことでした
この会ではアダン編みが利己や小さな差異での区別なく
たのしくアダン編みを未来への知的遺産として100年先へ伝え残しておきたい
と思っています
琉球アダン編み協会
代表 木村麗子
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